TIGEREYE、意思を持って最適な対話を実現する「対話状況適応型AIアバター/チャットボット」特許出願とともに、同技術を搭載したTIGEREYEマルチモーダルAIプラットフォームの提供開始
ユーザーの感情・理解度をリアルタイム解析し、意思を持って最適な対話を実現する「対話状況適応型AIアバター/チャットボット」特許出願、同技術を搭載
~TIGEREYE MULTI MODAL AI PLATFORMに実装し、営業・カスタマーサポート・AIアバター分野へ展開~

株式会社TIGEREYE(本社:東京都、代表取締役 CEO:上村 学)は、ユーザーの対話状況に適応し、意思を持って最適な応答を生成する「対話状況適応型AIアバター/チャットボット」に関する特許(特願2025-035944)を出願し、本技術を搭載したTIGEREYE MULTI MODAL AI PLATFORM(TIGEREYE MM AI PF)の提供を開始しました。
本技術は、カメラを活用した表情解析・対話の流れの自動判定を通じて、意思を持った会話を実現するLLM(大規模言語モデル)の技術を使ってAIチャットボットの応答を動的に調整する革新的な機能を備えています。これにより、営業・カスタマーサポート・教育・ヘルスケア・ロボットインターフェースなど、さまざまな分野での活用が可能となります。

AI Avatar Interface

実写アバター

2dアバター
技術の概要
本技術は、ユーザーの感情や理解度をリアルタイムに解析し、対話の適応力を高めるAI技術で、以下のような特徴を持ちます。
- • ユーザーの表情をカメラで解析し、スコア化(理解度・関心度・感情ポジティブ度)
- • 対話の流れを分析し、適切な対話ステージ(オープニング・ニーズヒアリング・クロージングなど)を自動判定
- • スコアに基づいてプロンプトを最適化し、LLM(大規模言語モデル)の出力を調整
- • 感情・理解度・関心度に基づき、ユーザーエンゲージメントを向上
- • TIGEREYE MULTI MODAL AI PLATFORM(TIGEREYE MM AI PF)に実装し、各種AIアバター・ロボット・チャットボットに展開可能

感情グラフと会話ログ
従来のチャットボットが単純なテキストベースの対話にとどまっていたのに対し、本技術はユーザーの非言語情報(表情・反応・発話内容)を活用し、意思を持った会話を実現することで、より高度なコミュニケーションを実現します。

システム提供イメージ
活用可能な業界・シーン
本技術は、多くの業界で適用可能です。

1. 営業・販売支援
- • 顧客の関心度に応じた最適な営業トークをAIが生成
- • クロージング率向上(購入意欲を高めるトーク調整)
- • ECサイトやオンライン接客の高度化
2. カスタマーサポート
- • ユーザーの理解度・感情を解析し、適切な対応を提示
- • オペレーター支援AIとして、対応品質の向上と業務負荷軽減を実現
3. 教育・トレーニング
- • 学習者の理解度をリアルタイムで分析し、適切なフィードバックを提供
- • 営業トレーニング、面接練習、AIコーチングの高度化
4. AIアバター・ロボット
- • AIアバターや受付ロボットとの統合により、自然な接客・応対を実現
- • Pepperやtemiなどのロボットインターフェースとの連携
競争優位性
本技術は、従来のチャットボットやAI対話システムと比較して、以下の点で優れています。

提供方法
TIGEREYEでは、本技術を活用し、以下の提供方法で展開します。
• SaaS型提供(月額課金)
コールセンター・EC・金融・ヘルスケア向け
• カスタム開発(大手企業向け受託開発)
企業のニーズに応じた高度なチューニング
• ハードウェア連携
ロボットメーカーとの協業(AIアバター・スマートデバイスへの組み込み)
TIGEREYEの今後の展開
本技術は、TIGEREYEのマルチモーダルAIプラットフォーム(TIGEREYE MM AI PF)に実装され、既存のAIアバター、顔認証、コンピュータビジョン技術と連携して提供されます。今後、以下の展開を進めていきます。
- • AIアバターとの統合による次世代接客AIの開発
- • コールセンター・EC・金融業界向けの高度なAI対話ソリューションの提供
- • TIGEREYE MULTI MODAL AI PLATFORMのさらなる強化
- • 企業向けDX推進支援(営業・カスタマーサポート・トレーニングAI)
本技術を活用し、対話の質を向上させるAIとして、企業の売上向上・顧客満足度向上・業務効率化に貢献してまいります。
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