コンピュータビジョンのためのマルチモーダルAI認証フレームワーク


TIGEREYE AUTH SCORING
TIGEREYE AUTH SCORINGとは、顔認証の際に静止画(写真)での詐称でないか、画像品質はどうか、デバイス情報は正しいか、などの複数の要素を識別判断しリアルタイムにスコアリングする製品です。それにより運用の仕方に合わせた認証強度を設定でき柔軟なセキュリティ対策を行うことが可能になります。
従来は強固なセキュリティを求めると、利便性が犠牲になることが一般的でしたが、TIGEREYE AUTH SCORINGではスコアリング要素(3つのカテゴリー)をカスタマイズすることで、最適なセキュリティ対策を選択できます。
例えば、スタッフが近くにいる場面では簡潔な顔認証で認証し、反対に第三者の監視がない場面では、写真画像の詐称を防ぐ技術や2段階認証、管理者による承認プロセスを導入するなどの運用・シーンに合わせた設定を行えます。
さらに、画像の品質に応じて認証の可否を判断し、高い認識率を維持することも可能です。
認証結果をスコアリングする3つのカテゴリー
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REALTIME LIVENESS
静止画(写真の画像)で認証を詐称することを防ぐ。
DETECTION -
REALTIME
画像の品質やデバイス情報など細かい情報をもとに認識率を高める。
ANTI_MISRECOGNITION -
MULTI-factor
認証コードによる2段階認証、及び管理者による認証承認機能。
authentication
お客様の運用の仕方・セキュリティレベルに合わせ、セキュリティ強度を変更できる認証機能をご提供します。
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完全無人の環境で本人認証を
行う場合の不正防止・犯罪抑止 -
ユーザー自身が認証する
セルフ認証のなりすまし・不正防止 -
認証コードの要求や承認依頼など、
管理者による第三者認証
CASE
場所毎のセキュリティレベルに合わせた入退室管理、大学入試などでの厳重ななりすましの防止など様々な状況に対応した高度な認証機能をご提供します。
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Case.1 オフィス
土日祝など、会社が休みの日の入室管理として。会社入り口で顔認証すると管理者に通知が飛び、誰が会社にいるか把握できるようにする。または、管理者が許可を出した人しか入室できないようにする。
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Case.2 大学
入試や定期テストなど、確実な本人確認の方法として。顔認証での入場し、座席番号と顔情報を紐付けし、出席者欠席者を把握する。また、退室時も記録を取ることで、入室記録がない人を発見する。
実験室や薬品室・禁書エリアなど、特定の学生しか利用できない場所の入場として。顔認証をすると管理者への通知が飛ぶようにする。
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Case.3 病院
限られた人しか入れないエリアへの入室管理として。顔認証をすると管理者へ通知する。
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Case.4 マンション
エントランスの入室管理として。住民だけでなく、宅配業者などの来訪者も顔認証で解錠。一時的な来客は管理者に通知を飛ばすことも可能。
TIGEREYE COMPUTER VISION FRAMEWORK
コンピュータビジョンとマルチモーダル認証を使ったプロダクト
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TIGEREYE HUMAN DETECTION+
映像・画像から人を検出する製品。
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TIGEREYE FACE DETECTION+
ビデオストリームから人の顔を検出する製品。
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TIGEREYE FACE RECOGNITION+
顔の特徴をとらえリアルタイムに認証する製品。
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TIGEREYE MASK DETECTION+
マスク着用有無を判断する製品。
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TIGEREYE EMOTION ESTIMATION+
顔の特徴をとらえ表情を認識しリアルタイムに感情を推定する製品。
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TIGEREYE AGE ESTIMATION+
顔の特徴をとらえ表情を認識しリアルタイムに年齢層を推定する製品。
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TIGEREYE GENDER ESTIMATION+
顔の特徴をとらえ表情を認識しリアルタイムに性別を推定する製品。
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TIGEREYE POSE ESTIMATION+
リアルタイムで人間の姿勢を推定し、活用する「姿勢推定」による製品。
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Liveness Detection for Identity Fraud Detection
ユーザに行動を実行させリブネスを確認し、顔認証をごまかすことを防ぐ製品。
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Gender Check
性別をチェックする製品
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GPS Check
位置情報をマッチングする製品
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Age Check
年齢をチェックする製品
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Emotional Pattern Matching
感情波形(特許)をパターン化しマッチングする製品
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TIGEREYE SYNCELEVATE
姿勢の違いや歩幅の違い、習慣付いた動作の非対称性等の特徴から個人を認証する製品。
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TIGEREYE DATASET MAKER PRO
高精度なA.I.機械学習に必要なアノテーションプラットフォームを提供。
最先端アルゴリズムと独自のチューニング・データセットにより、以下を実現
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マルチモーダルAI
コンピュータビジョンAI (顔認証、マスク有無、年齢、性別、感情)を同時に実行する独自フレームワーク複数のAIモデルを同時に利用できるマルチモーダルAIには、高い汎用性、高速な処理、多様なアプリケーション、簡単な開発、コスト削減などのメリットがあります。特に、リアルタイム性を要する分野では、複数のAIモデルを同時に利用することが必要不可欠であるため、マルチモーダルAIの重要性は高まっています。また、複数のAIモデルを同時に利用することで、より高度な処理が可能になります。例えば、物体検出と顔認識を同時に実行することで、より高度なセキュリティシステムを構築することができます。
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リアルタイム認証
リアルタイムで処理を行うことで、業務の効率化を実現リアルタイムの顔認証は、非常に高速な処理が必要です。リアルタイムで処理することで、短時間で顔認証を実行できるため、運用フロー・業務の効率化やセキュリティの向上などのメリットがあります。
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高認識率・大量アクセス
軽量高速モデルネットワークにより、高い認識率と大量のアクセス処理を実現弊社独自のデータセット・カスタマイズ・チューニングから、サーバ上での稼働に特化した、軽量高速モデルネットワークを実現。
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クラウド
コスト削減やスケーラビリティ、セキュリティ強化、アクセシビリティの向上を実現クラウドは、オンプレミスに比べて柔軟性が高く、コスト削減やスケーラビリティ、セキュリティ強化、アクセシビリティの向上など、多数のメリットがあります。
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ブラウザベース
ブラウザベースでデバイスを選ばず利用可能ネイティブアプリは、特定のプラットフォーム(iOS、Android、Windows、Macなど)に対して開発する必要があります。一方、弊社の製品は、Webブラウザを使用するため、プラットフォームの依存性がなく、どのデバイスでも利用可能です。
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2 Step UX
誰でも簡単に利用が可能な感覚的なインタフェース誰でも簡単に利用が可能な感覚的なインタフェースで、覚えやすく操作がスムーズに完了します。さらにステップ数が少ないため誤動作を減らし、ユーザーエクスペリエンスを向上させます。

TIGEREYEソリューションは、リアルタイムに映像から得られるデータを複合的に認証し、
不正検出、認証強度の向上、誤認識率の低下を目指します。

独自のアルゴリズムで「登録された顔情報」と「感情波形パターン」を利用し同時に判定することで、認証対象者に負担をかけずに、高い認証精度を目指します。リアルタイム性が必要な場面でも高速に動作します。TIGEREYEソリューションにはこの先端技術を搭載予定であり、様々な要望にお答えいたします。