概要

AIによるコンピュータビジョン技術の先駆けとして、一貫して最先端のサービスを提供し、社会課題の解決を推進する 株式会社TIGEREYE（本社：東京都中央区、代表取締役：上村学、以下TIGEREYE）は、投資家および経営陣を引受先とした第三者割当増資により、 本日総額1億325万円の資金調達を実施しました。資本金等の総額は4億1,325万円となります。

本日調達した資金により、TIGEREYEの根幹を成すコンピュータビジョン技術「TIGEREYE COMPUTER VISION FRAMEWORK」の更なる発展に向けた優秀な人材の確保、 複数のセキュリティ要素を組み合わせ使用シーンに合わせた最適なセキュリティを提供する「TIGEREYE SECURITY SOLUTION」の推進、 顔認証AIプロダクト「顔パスファミリー」の販売促進を含む、広報・プロモーション活動を促進致します。

また、個人が物理的なIDカードやパスワード、さらにはスマートフォンなどのデバイスを持たなくても、 生体認証情報を用いて自身をアイデンティフィケーションできるサービス「ONEFACE」の提供開始を予定しており、開発運用費用に充当致します。

なお、本調達を持ってシードラウンドを終了し、今後更なる発展のためシリーズAラウンドとなる資金調達を予定しております。

TIGEREYEとは

TIGEREYEが目指すのは、顔認証を中心とした、リアルタイムにブラウザで利用可能なクラウドコンピュータビジョン技術を活用し、 生体認証基盤、人物属性・物体認知・行動追跡・予測などのサービスを提供し、スマートシティ構築の実現を促進することです。 少子高齢化、貧富の差、エネルギー問題、大量消費社会、労働力不足など多くの社会課題に対し、ロボットや監視カメラの「目」としての導入を通じて、課題の軽減や解決へと導きます。

TIGEREYE COMPUTER VISION FRAMEWORKとは

リアルタイムにクラウドで、ブラウザで利用できるマルチモーダルAIプラットフォームであり、 顔・人間・オブジェクト・アクションの認識を組み合わせて状況に応じて最適な動作を行う複数のAIを動作させ、高速でかつ高度な認証を実現します。

TIGEREYE SOLUTIONとは

コンピュータビジョンの常識を覆す新しい目。ブラウザでリアルタイム認証可能、認証用の専用端末やハードが不要、 スマートフォンアプリの開発が要らないまたクラウドベースで稼働するため、企業様のコスト削減と業務効率向上を実現する新しい生体認証ソリューションです。 勤怠管理、入室管理、２段階認証など多岐に渡る機能を揃えています。

TIGEREYE SECURITY SOLUTIONとは

TIGEREYE SECURITY SOLUTIONは、リアルタイムに複数のセキュリティ要素を組み合わせ、認証結果を数値でスコアリングすることで、 使用シーンに合わせた最適なセキュリティを実現できます。例えば、アンチスプーフィング（詐称行為防止）技術が搭載されており、 写真やビデオを使用した不正行為を防止することが可能です。こうしたセキュリティ要素を複数組み合わせる事により、通常のAIの認識率（距離や明るさ、うつった角度などの影響を受ける）以上に、 実際の利用における認識率を高めます。セキュリティニーズに合わせてカスタマイズ可能なため、ユーザーの利便性を損なうことなく、様々な業界や環境に適応が可能です。

顔パスファミリーとは

顔パスファミリーは「TIGEREYE COMPUTER VISION FRAMEWORK」を活用し、顔を認証するカメラ機能とブラウザさえあればデバイス問わず、 いつでもどこでもご利用いただけるソリューションです。顔パスファミリーの一つである「顔パス勤怠」では、顔認証することで出退勤の打刻ができ、 タイムカードなどが不要になります。顔認証のため、本人しか打刻を行えないというメリットもあります。 このように、顔パスファミリーでは日々の生活を快適なものに変えるソリューションを提供しています。